| クライアント | 富山県教育委員会 保健体育課 |
|---|---|
| 対応デバイス | Webアプリ |
| URL | https://www.pref.toyama.jp/3005/taiiku/toyama_genkikko.html |
富山県の小中学校向けのシステムです。紙ベースで実施していた児童・生徒の運動習慣と健康的な生活習慣定着を支援する「とやま元気っこチャレンジ」、環境に配慮したライフスタイルへの理解を促し、家庭における地球温暖化対策の定着を図るための施策「とやま環境チャレンジ10」をWebアプリとして1つに統合し、児童・生徒だけでなく先生の業務の効率化にも資するシステムとなっています。
とやま元気っこチャレンジとは
「とやま元気っこチャレンジ」は、富山県教育委員会が「目指せてっぺん!! きときと元気っ子作戦」の一環として、幼児・児童・生徒の運動習慣の定着と体力向上を目的に展開している取組みです。小学生用・中学生用それぞれのWebアプリが用意され、県内の学校で活用されています。
中核となる体力向上シート「みんなでチャレンジ3015」は、1日の生活の中で「30分」と「15分」の運動を積み重ねることを合言葉に、児童・生徒が目標点(てっぺん)を目指して主体的に体を動かす習慣づくりを後押しするものです。個人の体力に応じた目標設定に加え、学校の仲間と力を合わせて取り組む「チャレンジランキング」など、楽しみながら継続できる仕組みが特徴です。
導入の背景
子どもの体力は年々低下していく一方で、運動が苦手な児童及びスクリーンタイムは増加しています。豊かなスポーツライフの実現に向け、児童の主体的な運動実践を促し、「できる」「上達する」「達成する」といった成功体験を増やすことで、運動に対する苦手意識を解消し、以後の運動習慣定着を支援を目的としています。
従来、これらの取組みは紙のシートやアンケートで実施されており、スポーツテストや生活習慣アンケートの集計は先生方にとって大きな負担となっていました。そこで、児童・生徒が楽しみながら運動に取り組める仕組みと、先生の集計・管理業務を効率化する仕組みを兼ね備えたWebアプリとして開発しました。
また、環境に配慮したライフスタイルへの理解を促し、家庭における地球温暖化対策の定着を図るための施策「とやま環境チャレンジ10」もデジタル化し、目標を決めて家族とともに家庭での対策を実践・自己評価するという一連の取組みを1つのシステムでできるよう開発しました。
とやま環境チャレンジ10とは
「とやま環境チャレンジ10」は、富山県と公益財団法人とやま環境財団が平成16年度から実施している、地球温暖化防止に向けた県民意識啓発事業です。県内の10歳の児童(小学校4年生)が、地球温暖化問題を学び、家庭で実践できる対策を10項目選び、家族とともに実践・自己評価する一連の取組みを通じて、環境に配慮したライフスタイルへの理解と、家庭における地球温暖化対策の定着を図ります。事業名の「10(テン)」は、10歳の児童が10項目の対策に取り組むことに由来しています。
近年では、むだの少ない電気の利用や食品ロスの削減など、脱炭素につながる新しい生活スタイル「デコ活」を促進する取組みとしても位置づけられ、毎年県内60校以上・約3,000名の児童とその家族が参加しています。
事業の流れ
- 地球温暖化防止活動推進員が各小学校で授業(環境チャレンジ教室・前編)を実施
- 児童が家族と相談のうえ、家庭で実践する地球温暖化対策を選択し、目標を設定
- 児童が中心となり、家族とともに決定した取組みを原則4週間実践し、毎週自己チェック
- 各校の実施結果を取りまとめ、環境チャレンジ教室(後編)で講評し、取組みの継続を促す
デジタル化による効果
従来は紙の「とりくみノート」とシール貼りで行っていた学習・目標設定・実践記録・自己評価・アンケートの一連の流れをWebアプリ化することで、児童は端末上でスムーズに取組みを進められ、先生は集計や結果の取りまとめにかかる業務を大幅に効率化できるようになりました。
主な機能
デジタル版とやま元気っこチャレンジ
- スポーツテスト集計業務の効率化
- 生活習慣アンケート集計の効率化
- 運動推奨ミッション機能
- デジタル版チャレンジ3015
デジタル版とやま環境チャレンジ10
- デジタル教材の閲覧
- 学習、目標・取組みの入力
- 取組みの自己評価
- 成果の確認
- アンケートの回答