Xamarin.Android の Debug / Release で AndroidManifest.xml を使い分ける
- 2020年03月06日
- Android, Xamarin
- Android, Visual Studio 2019, Xamarin
Xamarin による Android 開発で Debug でビルドしたときと Release でビルドしたときのアプリのパッケージ名などを使い分けたいときがありますよね。
ビルドの度に手作業で書き換えると、抜けが出る可能性があります。
そこで Debug と Release 用に AndroidManifest.xml をそれぞれ用意して使い分けてみます。
Visual Studio 2019 の Xamarin で確認しました。
AndroidManifest.xml のコピーとリネーム
ソリューションエクスプローラーで Properties の下にある AndroidManifest.xml をコピーして AndroidManifestDebug.xml と AndroidManifestRelease.xml にリネームします。この名前はわかりやすくしているだけで AndroidManifest2.xml とかでも構いません。
Droid.csproj の書き換え
Droid.csproj ファイルをテキストエディタで開いて書き換えます。
最初の ProgertyGroup のところにある
1 2 3 |
<AndroidManifest>Properties\AndroidManifest.xml</AndroidManifest> |
を削除します。
次の PropertyGroup で '$(Configuration)|$(Platform)' == 'Debug|AnyCPU'
となっているところに
1 2 3 |
<AndroidManifest>Properties\AndroidManifestDebug.xml</AndroidManifest> |
を追加します。
さらに PropertyGroup で '$(Configuration)|$(Platform)' == 'Release|AnyCPU'
となっているところに
1 2 3 |
<AndroidManifest>Properties\AndroidManifestRelease.xml</AndroidManifest> |
を追加します。
Droid.csproj を保存して Visual Studio で開き直します。
ビルド
これまで通り Debug や Release に切り替えてビルドするだけです。それぞれのマニフェストが読み込まれて、それぞれの内容が反映されようになります
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