Amazon Linux に s3fs 1.78 をインストール



Amazon S3 をファイルシステムの様にマウントできる s3fs の 1.78 を EC2 の Amazon Linux にインストールしたときの方法です。

s3fs は yum でインストールできないのでビルドしますが、ビルドに必要なライブラリ類を yum でインストールします。

次に s3fs の最新版を gitbub から取得します。今回は Releasesから tarball をダウンロードしていますが、もちろん git コマンドでも取得できるはずです。

展開して autogen.sh を実行します。

このとき、automake がなくてエラーが出ました。aclocal が無いと言われたときは automake をインストールします。

autogen.sh が終了すると configure が生成されていますので、実行して make します。このとき prefix=/usr を付けると、s3fs が /usr/bin/ に生成され、付けないと /usr/local/bin/ に生成されます。パスの問題から今回は prefix=/usr を付与してビルドしました。

s3fs コマンドがインストールできたことを確認します。

マウントポイントを作成してマウントしますが、その前に /etc/passwd-s3fs に S3 バケットへのアクセスキーとシークレットアクセスキーをコロンで区切ったものを書き込んでおきます。

バケット mybucket1 を /mnt/s3 にマウントします。

ls /mnt/s3とすれば、s3 の mybucket1 バケットの中身が確認できます。アクセス速度は遅いので頻繁な読み書きにはむいていませんが、ファイルシステムとして見えますのでバックアップ用途などには手軽で良いと思います。

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この記事へ2件のコメント

  1. 情報ありがとうございます。
    ./confinure prefix=/usr
    こちらだけスペルの訂正お願いします。

    • ありがとうございます。修正しました。

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